カテゴリー「TD-1001R 開発物語」の27件の記事

2010年10月 2日 (土)

TD-1001R の研究 ~M2ミーティングにて

Img_0569_2 M2ミーティングで撮影させていただいた写真を元に研究しているが、写真のTD-1001R は、まさにこのミーティングから生まれたと言っても過言ではない。
(詳細はTD-1001R開発物語参照)

TD-1001R

マツダロードスター1600(NB6C)をベースに株式会社ディーテクニックが開発したコンプリートチューンドカー。

135馬力、車両重量990kg

50台限定生産で平成16年10月01日発表、発売。
新車当時価格 340万円(税抜き)

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2009年7月22日 (水)

TD-1001R開発物語13 AE86、プジョー205、BEAT、R32 GT-R

TD-1001Rの開発期間は非常に短いものですが、その熟成には当然、私、出来利弘のクルマと過ごした経験が活かされていました。2000台以上の及ぶチューンドロードスターのドライブ経験はもちろん大きな力。しかし、それ以上に経験となったのは過去に所有していたセカンドカーでした。AE86(トヨタカローラレビンFR)やプジョー205GTI 1.6、ホンダ・ビート、R32スカイラインGT-Rなど多くの所有経験なくして、TDのセッティングは完成しませんでした。
あえて言うのであれば、『R32GT-Rの質感を持つロードスター、TD-1001R』みたいなものを創ることが私の中で目標となっていました。

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2009年7月21日 (火)

TD-1001R開発物語12 5年間のパーツ供給の決意

TD-1001Rを新車で販売し、展開することだけは決めていました。『新車』を購入してもらうお客様に安心してもらうために出来る限りのことをしようと考えました。それは公言しないまでも『5年間のパーツ供給』を行い続ける決意でした。そうすることでチューニングコンプリートカーに新しい価値観が生まれる。そのために何をすれば良いかを考えました。2009年9月が終わると5年が経ちます。

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TD-1001R開発物語11 TDフロントフェイシャーの開発

2004年3月8日、早速エアロパーツを作成するため、ミーティングを設定しました。
『TD-1001R』のエクステリアはフロントバンパーとリヤスポイラーのみ変更で行く予定でした。5年経ったから今だからこそ話せる話をしたいと思います。

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TD-1001R開発物語10 決断の時、コンプリートカーを作るのか!?

2004年3月7日、立花さんは私に言いました。「やるのか、やらないかだな。やるなら協力するぞ。」それは、運命の分かれ道でした。立花さんが自分の考えのクルマを出したいという気持ちと私の煮詰めてきたNB6Cのスペシャルセッティングがひとつになることですぐにも『TD-1001R』が世に出せるかもしれない。私は「はい。やります。協力してください。」と即答しました。それは、『未来の日本の技術者たちへのメッセージ』を送ることができるチャンスは今しかないと考えたからです。
今振り返れば、この時、覚悟を決めて一歩前に進んだことで、私は人生の階段を一歩登れたような気がしています。

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2009年7月15日 (水)

TD-1001R開発物語9 新車ベースのコンプリートカーの提案

2004年2月25日、私は『NB6Cロードスターの新車をベースとしたコンプリートカー計画DT-01R』を提案しました。ただ単にデモカーとして見せるのではなく、もうそのまま自動車メーカーが売っているかのような形として販売するのです。
そこには使命感のようなもの『次の若い世代に受け継いで行くべきスポーツカーのあり方を提案する』という想いがありました。このディーテクニックがレース活動、チューニングショップ活動を通じて得たノウハウで創り上げる予定のコンプリートカー、NB6Cロードスターによって、もしかすると『立花さんにメディアへもう一度出てもらい、若い世代に知ってもらう』という目標も達成できるかもしれない!と、そんなことも頭の中に浮かんできていました。

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2009年7月14日 (火)

TD-1001R開発物語8 開発コード DT-01Rの開発

『DT-01Rを開発する』

初期の書類の内容を見てみると、後に『TD-1001R』となるディーテクニックのチューニングカー構想が書かれています。NB6Cベースのロードスターチューニングカーを製作して、NB6Cの魅力を再確認してもらう企画で、2003年夏にスタートしたものだった。
このDT-01Rのスペックは、PCR車高調整式サスペンションキットを装着し、RAYS製CE28N 15インチホイールを装着、タイヤはブリヂストンRE-01、GLAD製オリジナルブレーキパッド、マキシムワークス製エキマニ、K&N製NB6C専用エアクリーナを装着、エンジンはハイコンプピストン、ハイカム、チューニングコンピュータを採用し、インテリアはエスケレートバケットシート、オリジナルのフロントバンパーを採用し、新たなロードスターの価値観を提案した『チューング・デモカー』でした。
しかし、これだけでは何かが足りないと感じていた私は、立花さんとの出会いで考えが変わっていきました。

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TD-1001R開発物語7 立花さん講演会を行う

『立花さんを招いて、講演会を開こう!』
と私は思いました。
『これからの若い世代の人たちにスポーツカーと自動車について深く考えてもらう機会をもって欲しい』ということと、
『何か立花さんの役に立てることをしたい。彼が企画するクルマのヒントになることが何か出来ないだろうか』と考えたからでした。
もちろん、私達もとても勉強になるからなのは言うまでもありません。

2004年1月24日(土)、25日(日)にその第1回、第2回が行われました。

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TD-1001R開発物語6 立花デザインのディーテクニック・ガレージ

Td_3 『ディーテクニック・ガレージのフロアをアピトンのウッドフロアにしたい!』立花さんのガレージを見せていただいてからその想いはより強くなっていきました。 その環境の中に身をおいて、どんな心理的変化が起きるのか知りたかったのです。

2003年12月21日、立花さんから一枚のFAXが届きました。それは『ディーテクニック改装案』。

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2009年7月13日 (月)

最後のTD-050の詳細スペック

P1000053TD開発物語は続きますが、ここでちょっと番外編。

最後のTD-1001R -050クラシックレッド。シリアルナンバー「50」はいったいどんなクルマだったのか。

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