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2013年1月10日 (木)

TCR 2000開発物語 純正サイズRE30 6.5J-16 オフセット+55 の開発

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2007年夏、RE30 6.5J-16 インセット+55 P.C.D.100 5穴のNCロードスター純正サイズでNR-AパーティレースⅡ、富士N0チャンピオンレースで使用可能な車検対応サイズを開発した。

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実はこのホイールの開発の発端はディーテクニックが販売した30台限定のNCロードスターNR-Aベースのコンプリートカー『TCR 2000』が深く関わっていた。

当時のパーティレース、富士N0チャンピオンレースのレギュレーションからホイールサイズさえ変更なければ交換可能であることから軽量鍛造1ピースホイールを開発した。
軽量高剛性で定評のあるレイズ製ホイールだが、純正リムサイズ6.5Jでインセット+55というサイズは形状的に剛性の確保が非常に困難で、何度もトライ&エラーの試作テストをやり直し完成した。
結局、専用の金型を新たに起こすという前例のない特例でこのロードスター純正サイズのRE30は発売されることとなった。
当初はTCR 2000への採用と『ディーテクニック・オリジナルサイズ』として販売する予定だった。しかし、ワンメイクレースはイコールコンディションが絶対条件。そのころディーテクニックは自分のチームを持っていたため、「自分たちだけがこのホイールの恩恵を独占して受けて好成績をあげるのは公平なレースとならないと判断し、誰でも購入してもらえるようにとレイズにお願いし、前例のないNCロードスター純正サイズがレイズのカタログモデルとしてラインナップされることとなった。これは今では考えられないことで3つの偶然が重なった結果だ。

1.2006年、2007年と経済が良かったこと

2.約100台分のレイズ製ホイールを販売していた実績があったこと

3.「レベルの高いワンメイクレースとコンプリートカー販売に必要」との企画が理解されたこと

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今ではなかなか難しい企画だが、このタイミングで実現できたことはとても価値あることだった。当時、ブロンズとクロームシルバーの設定があったが、ディーテクニックオリジナルとして特別に『TCRシルバー』というフォミュラーシルバーによく似たカラーで製作してもらうことでコンプリートカーのオリジナリティを出した。このカラーは2007年当時の最新トレンドでブラックの上に濃いシルバーを拭きつけ、クリア塗装したものだった。ガンメタリックに近いため、ブレーキダストが目立ちにくく、NCのレースカーに適していた。
マーブルホワイトのTCR 2000は同じくガンメタリック系のホイールを持つ往年の名車M2 1028 を彷彿とさせる佇まいと迫力があった。

ディーテクニック 出来利弘

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