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2011年6月17日 (金)

NC2 ロードスターマイナーチェンジ研究 26 RHTの進化

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NC1途中から追加されたRHT(パワーリトラクタブルハードトップ)はNC2となり、さらに進化していた。

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『夢が叶う、新たなプレミアム。』というキャッチフレーズでNC1の途中から追加設定され、ロードスターの新たな世界を切り開いたRHT。オープンの爽快さとクーペの快適性の2つの夢が叶うのだ。
ドライバーズシートに座ったまま、センターコンソールにあるボタン操作をするだけでハードトップの開閉が出来てしまうこのシステムはこれまでの幌タイプよりも容易にオープン走行が楽しめる。オープン時のトランク要領が変わらないのもこのタイプとしては異例。

幌車では開閉時に座席から降りて操作をするか、ちょっと無理な姿勢で開閉するしかなかった。大人な感じでスマートにデートなどで使おうとした際にはRHTのメリットは大きい。しかもルーフの開閉スピードは約12秒と世界最速。動きもスムーズでとても静か。プレミアム感満点だ。特にNC2になってからはクローズド時のこもり音、タイヤノイズなどの進入がかなり抑えられており、高速走行時の快適性が大きく向上している。遮音材の追加によるものとのことなので、NC1のRHTオーナーはリヤ周りの適所に遮音材を詰めるなどすることでかなり改善されるかもしれない。

優雅にロードスターを楽しみたい人にとってベストな選択はこのRHTだ。だから、本革シートと豪華装備のVS、6ATのモデルが最もRHTのキャラクターに合っている。もちろん、SやRSの6MTというモデルも楽しい。いわゆる『はずし』だが、ロードスター本来の方向でもある。RHTをベースにカスタマイズしたい人や本革シートを好まない人はSをベースに楽しいクルマに仕上げられるし、RHTでゆっくり走ると思っていたら実は凄い!みたいな『羊の皮を被った狼』な感じでこのクルマを乗りこなすにはRSがいい。約30kgだけ重量が増えてしまっているが、そのハンデを克服しながらワインディングで走るのも楽しいし、ロードスターはやっぱりマニュアルで!っとオレならこれを選んでしまうかも・・・。

ワインディングではほとんどハンデのないRHTだけど、サーキット走行となるとちょっと話が違ってくる。トップを閉めて走ると重心の高さからロールが大きく、リヤ廻りの剛性も低めだ。オープンにするとかなり落ち着きを見せるが、ロールバーを装着しないとサーキット走行はそのままでは出来ない。しかし、キャビンが幌車よりも狭いRHTに対応したロールバーが少なく、装着しても室内はかなりタイトになる。
もし、サーキット走行を考えているならば、やはり幌のモデルを選ぶべきだろう。
「街中からワインディングまで。コーナリング性能をフルに引き出すような走りはしない」と割り切れるならこのRHTは相当魅力的なモデルだ。

自動車研究家 出来利弘

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