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2010年11月 1日 (月)

M2 1002 の研究 M2ミーティングより

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写真はM2ミーティングにてベストM2賞を飾った M2 1002 
新車当時にM2 1002を試乗した時の記憶を思い出し書いてみよう。

M2 1002

ユーノスロードスター(NA6CE)ベースのM2チューンドカー。

120馬力、970kg
300台限定で平成4年11月発表、発売。
新車当時価格 300万円

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なんといっても1002の特徴は、内装アイボリーの本革張り。大人のライトウェイトスポーツの香りたっぷり。その拘りを細かく見ていこう。
ユーノスコスモと同じ本革を仕様したというシートはVスペシャルのそれと比較して柔らかく質感が高い。そして内装はいたるところが本革だ!ドアパネルは上から下まで。ドアグリップ、シフトレバーブーツ、サイドブレーキレバーブーツ、センターコンソールの周りも本革。ダッシュボード、グローブボックス、ドライバーの膝周りの通常ロードスターであればプラスチックパネルとなっているような部分にもステッチ入りで本革が張られている。

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専用のトノカバー、専用ハードトップ(オプション)はアイボリーで用意されていたが、幌、シートベルトには当時のVスペシャルと同じくタン色が流用されている。ダッシュボード上面とメーターフードはダークブルーのスエード(バックスキン調)で覆われている。これはフロントウィンドへの写り込みに配慮してアイボリーを採用しなかったものと思われる。このダッシュボードフロントウインド際のデフロスターダクトは1002専用ダクトネットが装着されている。
Img_0695センターコンソールは取り払われ、通常より厚手のカーペット(センティアと同じとの噂)によって覆われていている。このカーペットはフロア、背面にも張り込まれていて、ノーマルのロードスターよりもミッションのノイズ、ロードノイズが少ない。専用のフロアカーペットも同じ材質で製作されているという凝り様だ!

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1002専用形状のシフトノブ、センターパネルのウッドはYAMAHA製。トヨタ2000GTを思い出さずにはいられない。

アルミ製のシフトリング、ドアインナーハンドル、ドアミラーなどはM2 1001と共通部品となっていて、兄弟であることを感じる。

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ボディカラーにも合うダークブルーの専用小型車検証入れも付属していた!1002の押印、本革製でブルーステッチが入っている。

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フューエルリッドは鍵で開けるタイプに変更され、オープナーは撤去されている。エンジンはノーマルなので、ガソリンはレギュラーでOK

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助手席ドアミラーが前方にオフセット装着され、元のミラー穴を隠す位置にシリアルプレートが装着される。M2 1001よりも大型のプレート。

ボディカラーのダークブルーメタリックは当時のRX-7(FC3S)後期に存在したカラー。

エクステリアではフロントバンパーが控えめなデザインながら変更されている。ホイールはパナスポーツ製8本スポークで1001と共通。しかしタイヤは185/55-15サイズを採用している。

このM2 1002試乗してみると、パワーステアリング、パワーウインドは設定がなく、見た目の軽やかな印象とは異なり、古き佳きブリティッシュライトウェイトを走らせているかのような雰囲気だ。標準のステアリングはMOMOの本革製だが、かなり重く、ずっしりとした印象。そして高級カーペットによってミッションノイズ、ロードノイズが減少した車内で聞こえてくるのは澄んだエンジンサウンド、そしてエキゾーストノートだ。1002専用の独立メーターの中で踊るタコメーターを見つめながらのドライビングは、『高級なロードスター』を超えて、独自の世界へと引き込まれる。そうだ、このクルマはロードスターの文字はなく、『M2 1002』なんだ!この世界を創り出すための拘りは凄い。エンジンをチューンしていない1002だが、これこそM2にしか出来なかったクルマ創りであると言えるだろう。

300台限定と発表されていたが実際に生産されたのは84台程度であったのではないかと言われている。また300万円の価格にはエアコンも装着されていた。


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