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2009年10月11日 (日)

Star Mazzda Championship Rd.13 Mazda Raceway 結果速報

Mrls20091438 2009年10月10日にスターマツダチャンピオンシップ第13戦マツダレースウェイ(ラグナセカ)がカリフォルニア州モントレーで開催された。このレースにディーテクニック・レーシングのToshi Deki(出来利弘)がJuncos Racing(ジュンコース・レーシング)のドライバーとして参戦。予選23位、決勝15位でレースを終えた。

これによって
年間シリーズランキング14位
エキスパートクラスシリーズランキング2位
のリザルトを残した。また、全レースを最もハードに戦い続けたドライバーに送られる「BBSハードチャージャー賞」を受賞した。

最終戦ラグナセカ、シリーズチャンピオンを賭けた争いが、ヒートアップ。来年に向けて結果を残したい各選手は気迫に満ちた走りで、プラクティスから目の離せない限界ギリギリの戦いが続きました。惜しげもなくNEWエンジン、NEWタイヤをどんどん投入し、全員がハードプッシュ!高速コーナーでのコースアウト、クラッシュ続出しました。
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ロードアトランタテスト後にリヤウイング内部のクラック、ステーのクラックが発覚しました。前回の予選、決勝でのタイムダウンは間違いなくこれが原因。交換してラグナセカ入りとなりました。
プラクティスは10月8日、9日で2回ずつ計4回行われました。砂が出るなどコースコンディションはどんどん悪くなる傾向があり、トップタイム近くを出していた選手も油断をすると下位に沈む激しい争い。私は終始21位前後、26秒前後のタイムでのリザルトとなりましたが、これまでで最もマシンの仕上がりが良く、今持っているマシン性能を全て引き出して走ることに成功しました。セットアップを進め、プラクティス4では24秒台を記録し、エキスパートクラスで争うチャリスカミングをリードしました。このセットがプラクティス1であれば、トップ10でしたが、各ドライバー、マシンのセットアップの進化は凄いものでした。私は順位をキープし、予選でトップ15位以内を目指し、セッティングを変更します。

Mrls20092883予選はほぼ全員がNEWタイヤでアタックする中、私は古いタイヤでマシンの異常がないかチェックしてピットイン。NEWタイヤを履いてアタックへ出発しようとした時、霧が濃くなったこともありチェッカー。突然予選時間が半分に短縮されてしまったのです。これによってアタックラップなく予選は最後尾となり23位。予選2グループのもうひとつで、ポール争いが展開されます。ずっと1位をキープするピーター・デンプシィに残り5分、シリーズランキング2位のアダム・クリストドロウが100分の1秒上回り、トップタイムを記録します。ピーターはさらにNEWタイヤを投入し、最後のアタックに賭け、残り1分で逆転、見事にポールポジションを獲得しました。
前日まで2位のタイムを記録していたコナー・デイリーが15位、2008年のポールtoウイン、リチャード・ケントも14位で苦しみ、最後の1分で9位に飛び込みます。今年のスターマツダがどれだけレベルが高く、激しいものかをお解かりいただけるかと思います。

決勝はスタートを上手く決めて、1コーナーまで5台を抜き18位。2コーナーで巻き返されて21位となり、ターン6、ターン7でまた2台抜いて19位と激しい戦いが続きます。
トップ争いもポールポジションのピーター・デンプシィが出遅れて3位に後退、ジョエル・ミラーと接触してコースアウト、最後尾に落ちてしまいます。
私の後方にピーターが来たのでターン9で先行させます。彼は7位でチェッカーを受ければ、アダムが優勝してもシリーズチャンピオンが獲得できるからです。しかし、コークスクリューから一気に下る左のターン9は難所。ピーターに譲ったことで後方の選手が一気に詰め寄ります。最終コーナー、後続の車両が抜けるはずもないほど後方からブレーキロックして突っ込んできました。これを避けるために2台でコースアウト、復帰した時には最後尾で集団から大きく離されてしまいます。ここから追い上げです。同じく追い上げていたピーターは11位を走行するラスティ・ミッチェルをなかなか攻略できず、最終コーナーで接触。フロントノーズを失い、サスペンションを壊してしまいます。2コーナーまで走ったところでリタイヤ。これでチャンピオンはアダムに決定です。
レースはアダムのチームメイト、アレックス・アドンが1位を走行、アダムが2位です。トロイ・リバースで優勝したアレックスはここでもどうしても勝ちたい。絶対に譲ることのない走りでトップを死守します。アダムはそのまま2位でもチャンピオン、万一接触したら、チャンピオンはピーターです。それでもアダムは果敢に挑み、ついに勝負に出ます。手に汗握るバトルを制し、アダムがトップに立ちます!これぞチャンピオンの走りにピットは大いに沸きます。こしてレースの優勝はアダム・クリストドロウ、2位アレックス・アドン、3位アンダース・クローンとなりました。幾多のクラッシュもあり、トシ・デキは15位でチェッカーを受けます。これで一年が終わり。
年間シリーズチャンピオンはアダム・クリストドロウとなりました。
エキスパートシリーズチャンピオンはチャリス・カミングとなりました。

私、トシ・デキは、エキスパートクラスシリーズランキング2位。

BBSハードチャージャー賞を受賞しました。これは全レース諦めることなく、最もハードに戦い続けたと思われる選手に贈られるものです。

さらに年間シリーズランキングで14位となりました。これは今シーズンにおいてはかなり良い結果と言えます。13位までの選手はほとんど優勝経験があるか予選、決勝で3位以内を捕ったことのある選手しかいないからです。どれだけ今年のドライバーが強豪ぞろいかがここでもご理解いただけると思います。

P1010148 レースの後、年間表彰式が行われ、私は大きな拍手、声援の中、舞台に3回も上りました。気がつくとジュンコースチームはもちろん、ライバルのドライバー、チームスタッフもみんな友達。パドックのみんなに愛されていたことに気がつきました。レースでこんな感動を体験したのは初めてです。レースの結果以上に嬉しいものでした。
出来ることならば来年も引き続きチャレンジしたいです。諦めることなく、努力したいと思います。

多くの人に支えられてここまで来れました。このブログを見てくださったファンの数は23000人を超え、「がんばってください」といただいた長文の応援メールの数は実に500件以上になりました。とても励みになりました。応援してくださった皆様に深く感謝しております。本当にありがとうございました。

私達が日頃忘れかけていた人間らしさと感動がこのチャレンジにはありました。諦めず努力することの素晴らしさをこれからも伝えていきたいと思います。そして皆さんに喜んでいただけることは何か出来ないか日々考えています。これからも一緒に楽しいことをやっていきましょうね!

心に夢を忘れずに、そして自分の近くにいる人を大切に
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ここを見てくれたみんなに幸せが訪れることを祈っていますsign03

一年間、応援ありがとうございましたsign03

出来利弘

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MZ Racing『星を目指して羽ばたいた39歳
スターマツダのHP:http://www.starmazda.com/   
Juncos RacingのHP:http://www.juncosracing.com/ 
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