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2009年9月 1日 (火)

Star Mazda Championship Rd.11 Mosport  (モスポート)結果速報

Mosport20090705  8月29日(土)にスターマツダチャンピオンシップシリーズ第11戦Mosport(モスポート)がカナダのトロント近く、ボウマン・ビルで行われた。このレースにディーテクニック・レーシングのToshi Deki(出来利弘)がJuncos Racing(ジュンコース・レーシング)のドライバーとして参戦。予選16位、決勝15位で完走しました。トータルシリーズランキングで15位に入ってきました。
また、エキスパートクラスのクラス優勝も獲得。クラスポイントリーダー。
※写真はチームメイトのピーターと一緒にプラクティス

Img_8929チームを移籍しての初戦。前レースから時間がない上にチーム内にもいくつかの事件もあり、マシンはプラクティス前日夜にやっと手をかけてもらうような状況でした。それでも間に合いエントリー出来たことにとても感謝しています。
そんな状況でしたので、ノーズはまだ直らず、スペアのブラックノーズで初日の走行開始です。 ここモスポートは60年の歴史のある古いコース。アップダウンが激しく、路面のミューは低く、スピード域は以上に高い。そしてコンクリートの壁も近い。走行した最初のフィーリングとしては「まるでオーバールのようなコース」

Mosport20090075

1コーナーはノーブレーキ、ノンオフの6速全開フルスロットルでコーナリング(しかしコースアウトギリギリ)。2コーナーもそのまま6速フルスロットルで下り、駆け下りる途中にある路面のギャップで向きが変わっていくようにステアリングを合わせます。3コーナーはブレーキングして、4速までギヤダウンすると同時にスロットルオンで抜けて行きますがコーナーのRと路面の関係から4輪ドリフト状態で抜けながら5速にシフトアップ、4コーナーは飛び込みながら6速にシフト、ずっとフルスロットルでこのジェットコースターのような下りから上りを走りこの際の縦方向のGは強烈なものジェットコースターの方が楽かもしれません。
7コーナー、8コーナーは唯一スピードの落ちる2速ギヤの複合コーナー、一気に減速して右、そして右にターンして加速。3速、4速、5速、6速とシフトアップしながらバックストレートはかなりバンピーで振られます。その後、6速フルスロットル240km/hをキープしたまま高速9コーナーに飛び込み、クリッピングポイント手前でスロットルを緩め、マシンが巻き込んだところでスロットルを開け(ここでよくカウンターを切るが200km/以上出ている!)、4速にギヤダウンして左にターン、そして右にターンする最終コーナー。これで1周。
ブレーキをかけるところは4箇所しかない超高速コース。しかし、路面の関係からコースアウトし易い上にエスケープなく、即、大クラッシュとなってしまう難コースです。「とにかく安全に」と念を押され、コースインしていきますが、まず山あり、谷ありで先が見えない。ここはテストが本当に必要で出場ドライバー全員、事前テストをかなり積んで来ている。私達もその予定であったのですが、いろいろあり、前週のテストが急遽キャンセルされ、唯一参加出来ないチームとなってしまいました。それでもピーターは1ヶ月前にもテストしていて、昨年の経験もあるので、なんとか大丈夫。私はそのアドバイスを聞きながら走行を開始しました。
Mosport20090674テスト初日はこれまで抱えてきたトラブルが引き続きあり、満足に走行出来ませんでした。1回目はリヤウイングステーのガタツキからウイングが寝てしまいダウンフォースが減ってしまったためにスピードが出せませんでした。2回目には電気カットされてしまうトラブルあり、キルスイッチを修理。3回目にもトライしましたが再発しエンジンが止まってしまい。プラクティスを走行出来ませんでした。これでさらにハンデとなってしまい、セッティングの確認が出来ません。
テスト2日目、同じくいろいろとあり、本来のチーム、ドライバーの力を発揮出来ない状況の中で時間が過ぎていってしまいます。
Mosport20091155 予選はウェット。さらにトラブルは続きます。これもチーム、ドライバーと関係のない部分でいろいろあり、満足な走行が出来ないことは明らかでした。ひとつには1人だけ古いタイプのレインタイヤを装着しなくてはならなくなり、とても不利な状況となり、マシンと格闘。ウェットは得意だっただけに悔しい結果となります。
Mosport20091753 決勝は完全なドライ。スタートはばっちり決まりましたが、コース幅の狭いモスポート、前を走行する2台が並走すると隙間がなく、パスできません。オープニングラップに1台抜いて、その後は長い長いレースとなりました。雨上がりの路面は滑りやすく、多数のマシンがスピンを繰り返します。私も6速全開のコーナーで何度もスピンしそうになり、危うくクラッシュしそうになる場面が何度もありました。結果は悔しい結果となりましたが、一応のエキスパートクラス優勝、トータルランキングでも15位にランキングされてきました。

Img_8970結果としては今回も15位。しかし、たった1週間しかないタイミングでの突然の移籍です。何もなければきっともっと良かったと思いますが、天候、トラブル、レギュレーションなどいろいろあり、ここまでとなりました。実はピーターもこれまで使っていたマシンが使用できなくなり、違うマシンを急遽用意して組み上げるなど、チームは本当に大変な週末だったのです。連勝は出来ませんでしたが、ピーターも頑張り、4位にこのマシンを運びます。
ジュンコース・チームとは、もう何年も一緒にやってきたかのように呼吸が合います。セッティングは前のチームとは全く異なる方向性ですが、私の望んでいた方向です。チームメイトのピーターは開幕からの友人でもあり、現在シリーズをリードするチャンピオン候補ナンバー1のドライバーです。最高の体制を手に入れたと言ってよいでしょう。次回、9月25日(金)のロードアトランタまでには、時間があります。ピーターも私も大きくジャンプアップし、本当の力が出せるように頑張ります。チームが目指すのはピーターのシリーズチャンピオンと私のエキスパートチャンピオンのダブルタイトル!
Mosport20092059 
今回の優勝はリチャード・ケント、2位コナー・デイリー、3位アダム・クリストドロゥだった。私はエキスパートクラス優勝。

レーシングドライバー 出来利弘

MZ Racing『星を目指して羽ばたいた39歳』  
スターマツダのHP:http://www.starmazda.com/   

その他「Star Mazda」で検索すると様々な情報が得られます。

 

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