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2009年7月 6日 (月)

MPS研究、 幻のNB ロードスターMPSを追って2 

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マツダロードスター MPS 2000DOHC 4連スロットル、200PS

ベロシティレッドマイカに塗られたコンセプトカーは世界各国のモーターショーに出品されました。NCのようなオーバーフェンダー大きな開口部のフロントマスク、鋭いライト周り、たくさんのダクトが開いたそのスタイリングは正に蘇ったM2のような雰囲気に満ちていました。
あ、このホイールデザイン、NB4のRS16インチモデルに使われてますね!

Per_021MPS研究、第2回は当時の資料を参考により詳しく見ていきましょう。豊富な資料からも市販を前提に検討が重ねられていたことが伺い知れます。

マツダスピードのモータースポーツテクノロジーとマツダの車両開発技術を融合して、ライトウェイトスポーツの新たな提案を行うコンプリートモデルが「ロードスターMPS」である。「MPSMazda Performance Series)」は、アフターパーツによるチューニングに飽き足らないエンスージアストや、性能・機能・内外装の演出の全てを求める新しいスポーツドライビング志向のお客様に、ワンランク上の洗練された走りと質感を提供する、マツダの新しいカーラインナップ。
『ロードスター』をベースとし、マツダスピードの技術でチューニングしたコンセプカー、『ロードスターMPS』。エンジンはロードスターの「BP」エンジンをボアアップ、2リットルとされた。そのほか、4連スロットルやハイカムなど、メカチューンを中心に手を入れられたエンジンは、最高出力200ps/7000rpm、最大トルク20kg/6000rpmを絞り出す。サスペンションは、単筒式ダンパーを使った車高調整式とされ、ホイールは5穴の17インチアルミ、タイヤはミシュラン『パイロットスポーツ』が組み合わされた。市街地走行も快適にこなすという。

貴島孝雄主査は、「市販化を検討はしているが、これ自体はあくまでもコンセプトカー。皆さんの評判を聞いて検討したいと思っています。もし量産するとなれば、3ナンバーサイズのトレッドを縮めるのか、ホイールを5穴に変更するのか、など、市販化に向けた細かい検討が必要です」と語っていた。

2001年当時の広報資料、ウェブサイトから、さらに研究してみよう。

Sty1_061 ライト・ウェイトスポーツの”Zoom-Zoom”を極める。
1989年のデビュー以来、マツダロードスターは「人馬一体」の楽しさを進化させてきました。その性能、機能、デザインをマツダスピードのレーシングテクノロジーに基づいてさらに研ぎ澄ましたのが、マツダ ロードスター MPS(マツダスピード・パフォーマンス・シリーズ)。オープン・ライトウェイトスポーツのもっともピュアな”Zoom Zoom”を提案しますSty_new_top1
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高性能のためのデザインチューン
エクステリアでは、専用ヘッドランプユニットや、開口面積を拡大して冷却性能を高めたフロントフェイシアデザインを採用しています。また、トレッド拡大(フロント+50mm、リア+60mm)に伴って装着した前後オーバーフェンダー、センターマフラー1本出しでボディ面と一体化したモノフォルムのリアバンパー、軽量の大径アルミホイールなどが、ロー&ワイドで塊感のあるダイナミックなフォルムを形づくっています。
Sty2_051 さらに、高速コーナーや直進時の安定性を高めるため、前後リフト(揚力)のバランスを最適化。具体的には、フロントフェンダーに設けたエアアウトレットから空気を排出することで、エンジンルーム内の気圧を下げて揚力の低減を図ると同時に、リアではトランク後端のスポイラーが適正なダウンフォースを発生します。

快適性を損なわない操縦性
シャシーでは、ハードなドライビングにおける限界性能を高めるとともに、日常的な市街地走行での快適性も損なわない高次元のダイナミック性能を追求。車高調整式モノチューブダンパー&コイルスプリングと新構造17インチタイヤとのコンビネーションが、あらゆる走行シーンで高い接地性を発揮し、よりダイレクトなハンドリング性能とストレスを感じさせない乗り心地を両立しています。
Mps_4 また、フロア下には、フロントからリアまで一体となったラダー型のアルミ製レインフォースメントを追加し、足回りの剛性を高めています。

200PSのパワーとハイレスポンス
Per_041搭載するパワーユニットは、自然吸気の直列4気筒2.0L BP-VE型。アクセル操作に対する過渡レスポンスと高出力化を実現するため、4連独立スロットルとハイリフトカム設定を採用し、ピストンスピード19.8m/sec、最高出力147kW(200PS)/7,000rpm、最大トルク196N/m(20.0kg-m)/6,000rpm(目標値)のハイパフォーマンスを実現しています。


インテリア
Sty2_031 インテリアでは、ブラックの内装色を基本にブラックアルマイト仕上げの金属パーツの採用や、ブラックのバックスキンとアルカンタラのコンビネーションなど、レーシーなデザインを実現しています。
Int_021 Int_031 Int_061 Int_051
全長3925mm、全幅1740mm、全高1220mm。車両重量1,060kg、エンジン型式BP-VE 1930cc 200PS/7,000rpm、20.0kg-m、6MT 、タイヤ&ホイール:215/45 R17 ×7J
アルミ対抗4potキャリパー、5穴ホイールハブなど

MPSシリーズは企画段階では340PSのRX-7 MPSも企画されていたという。
このロードスターもアルミローターの採用やボンネットパワーバルジのあるビック4連スロットルも企画されていた。





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