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2009年4月 9日 (木)

Star Mazda参戦への道 23 フル参戦に向けて

P1000007 テストレースは終わった。急すぎる参戦としては、良かったと言えるだろう。問題は2009年フル参戦するかどうかだ。

チームは喜んでくれて、一緒にやろうと言ってくれた。私は自分を客観的に見つめ直し、参戦することを決断した。

「レースを戦い抜き、自分でどう感じたか、やれると思ったかどうか」適応力、体力、チームとのコミュニケーションその他、様々なことを判断しなくてはならない。でも一番大切なことはやる気が持てたかどうか。これから先も「向上心」を持って戦えるかどうかだ。これは自分自身しかわからない、そして正直でなくてはいけない。

ギリギリの決断だった。自分でこれまで積み重ねてきた経験全てを使って走った。レーシングカート、FJ-1600、フォーミュラトヨタ、F-3、ロードスター、RX-8どのマシンのテクニックも必要だった。また、ドライビング講座と走行会で人に教えていた経験が活きた。ドライビング、メカニズムを解りやすく人に教えることはより深く理解することにつながった。時にメカニックとして、エンジニアとして、ドライビングコーチとして、仕事をし、チームオーナーとしても戦ったことでチームがドライバーに対して何を思っているかが解っていた。「TD-1001R」などコンプリートカーを成功させた経験も自信になっていた。この12年、フォーミュラに乗れない中で学んだことは、これはやはりスポーツであり、決してひとりではできないということ。その本当の意味が解っていなかった気がする。
チャンスが与えられない人間には理由があるということだ。テクニック、セッティング能力で絶対に負けないと思っていた若かったころ、過去、フォーミュラレースに出られなくなったのは「不景気だから」「運が悪かったから」「お金持ちの家の子ではないから」と思っていた。しかし、それは違う。「フォーミュラレースに出る資格のない人間(人格)だったから」なのだと今なら思う。

充分な修行を積めたとは思っていない、まだまだ解っていないかもしれない。しかし、どんなに手を伸ばしても手に入らなかったチャンスが突然目の前に現れ、そのチャンスを次へと繋いだ。その入口までは来た。
このドアを開け、中に入り、その答えを探しに行こう。


出来 利弘

  スターマツダのホームページ:http://www.starmazda.com/
  
その他「Star Mazda」で検索すると様々な情報が得られます。

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