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2009年1月18日 (日)

Star Mazda参戦への道5 大切な家族との時間

P1000643_2 5回目のロサンゼルスへの旅はホームステイをすることとなった。英会話の先生がホームステイをしている友人の家を紹介してくれたのだ!
人生に無駄などない。効率だけでかたずけてしまい、忘れかけていた人間らしい生活がそこにはあった。

P1000642毎回のホテル住まいにも慣れてきていたが、今回2週間以上滞在するかもしれないと言う私のメールに、英会話の先生、ジムが「ホテル代がとてもかかる。私はあなたを助けたい。」と、直訳するとそんなメールをもらった。「友人のベスが大きな家に引越し、ホームステイを始めると言っていたからそこに泊まれるか聞いてあげようか。」ということであった。場所が今まで宿泊していたIrvineと違い、SanClementeというSanDiego方面に30分くらい走った場所。庭からも海と山がとてもきれいなサーフィンの街だ。P1000616 P1000638もちろん、即OKして、ベスの家にホームステイすることが決まった。
本当にタイミングよかった。あと2ヶ月早いとこの家は引越ししたばかりで、受け入れてもらえなかったかもしれない。まだ知り合って間もない私をジムがここに紹介してくれなかったら、いったいどうなっていただろう。 結局この後、2ヶ月ここに滞在することとなる。ベスさんはアメリカ人、旦那さんはサムさんで日本人、2人の子供がいて、14歳のエナちゃん、9歳のケイジくん、もうひとりのホームステイしている日本人がミキちゃん。そして、私が加わっての6人家族生活がスタートした。Trip_024
このサムさん&ベスさん家族、基本日本語。ときどき英語。そう、みんな両方話せるのだ!それもすごい。
毎日、朝7時ごろ起きて、家族の1日がスタートする。子供達が学校に行き(ベスが送り迎え)、サムさんが仕事に出かけた後、ベスは家事を、私とミキちゃんはそれぞれ自由行動。私は午前はジムの英会話、午後は友人と会う時間、社会見学にあてた。チームと交渉をしたり、様々なレーシングチームの見学に行った。スポンサー活動も行い、その可能性を探り、実際にかかる参戦費用などを算出していった。夕方からは基本的にホームステイの家族と過ごす。午後5時からはケイジくんと近所の公園で遊ぶ。自転車で競争し、滑り台で遊び、ブランコに乗る。みんな揃ってワイワイおいしく夕食を6時すぎに取る。サムさんは会社であったことを話、子供達は学校であったことを話す。時には庭でバーベキュー。そして、みんなで夕暮れの海岸沿いを散歩し、遠足気分で盛り上がる。ちょっと離れて歩く2人は親子で悩みごとの相談もしていたのかな?暗くなるまでこのビーチで過ごす。毎日ではないがかなりの日数をそうして過ごした。夜はエナちゃんと好きな音楽の話をし、家族みんなで英語と日本語の勉強も兼ねたゲームをして遊んだ。夫婦も親子もいつもよく相談し、悩みを打ち明けあっている。コミュニケーションを取り合い、理解し合っている。やって良いこと、いけないことを親がしっかり子供に教え、子供がそれに納得して行動する。わからないときは意見を言い、納得するまでなぜかを聞く。よくできたことを親がとても褒める。人がしてくれたことにそれが親子であってもちゃんと「ありがとう」がいえる。本当に感動した。私が知らないだけかもしれない。「え、うちもそうだよ。」というご家族は日本にもたくさんあるのかもしれない。しかし、私はこんな素敵な家族が現代においてもあることに驚き、とても感動した。とても暖かい気持ちになり、なぜか涙が出そうになった。夜は早い。9時すぎにはみんな寝始める。早い人は6時ごろ起きるのだから、当たり前なのか。私はもう少し頑張り、日本の加藤とスカイプ。メール、ブログ、雑誌の原稿を書いたりしていた。
必死の活動もむなしく、StarMazdaへの参戦の可能性はどんどん落ちていった。そして、予定したいた最終レース前のロードアトランタへの見学を断念した。「最終レースはマツダレースウェイ(ラグナセカ)だが、99%チャンスがない中で行くべきかどうか。決断しかねていた。



レーシングドライバー 出来利弘

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