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2009年1月29日 (木)

Star Mazda参戦への道 12 レーススポット参戦の準備

P1000017 いったいどうやって間に合わせるというのか。どうすれば良いか、落ち着いて考えた。一人の力ではどうしようもない。しかし、出来ることはやってみよう。私はライセンスに必要な書類を用意して、申請することから始めることにした。
(写真は私のウェアーを着たレーサー、ケイジ)

私はある友人からの紹介でアメリカに長く住んでいる日本人を訪ね、事情を話した。急ぎライセンスを取り、レースにスポット参戦したいこと。その準備は急いでも時間がないことを話した。彼は「わかった。友人として協力しよう。前向きな人には応援者がこれからも出てくる。頑張れ!」と言って、私を応援してくれた。NASAのホームページから必要書類を印刷し、その内容を埋めていくことに手を貸してくれたのだ。事務局に必要な書類の手配などを聞いた。また医師のメディカルチェックを行い、健康診断書をそろえた。自分のレースの経歴書(もちろん英語)その他、たくさんの書類を揃えていった。そして最後はその書類をFAX、さらに郵送で送った。これら全てのことが初めてであり、英語、そして文化の違いによって、自分の無力さを痛感した。誰かに頼らなくては、なにも出来ない。郵便局で郵送することすらも・・・。「今日は本当にありがとうございます。しかし、これでは3歳児となんら変わらない。クルマが運転できるだけだ。悔しい。しかし、言葉と文化を覚えたら、きっと今までの日本の経験で急速になんでも出来るはず、諦めないですよ!」とにかく今は急ぐ、ライセンスはサーキットに出発する日に届くという。本当にギリギリだった。
次はヘルメット、これはチームに相談に行った。通訳で行ってくれる人がいなかったが、1人でいくことにした。チームに着くとビルとポールがいて、私を迎えた。私が1人できたことに少し驚いているようだった。私はヘルメットが古く、ハンスもないこと、それを購入したいことを話した。在庫があるショップに直接取りに行った。チームは今日、私の乗るマシンを購入し、ラスベガスから持ってくるという。
さらにもうひとつ、レースには通訳を連れてきて欲しいと、チームから要望があったが、ベスさんは予定があり、行けない。クルマ関係の友人は、同日にSEMA SHOWという大きなモーターショーがあり、行けない。私はサムさんの知人、ケーシーを訪ねた。彼は日本人で会社を経営したりしていたが、今は引退していて時間が取れるという、人生の先輩だ。事情を説明すると彼は快く引き受けてくれて、一緒に旅をすることとなった。しかも翌日のシート合わせにも同行してくれるという。みんなの協力のおかげで、なんとかレースの準備が整ってきた。



出来 利弘

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