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2009年1月31日 (土)

NCロードスター&RX-8研究 14 奇跡のスポーツカー2台の誕生

P1000151マイナーチェンジされた NCロードスターとRX-8
いずれも大きく進化し、熟成された。
それを普通のことと捕らえてはいけない!

これには、大切なポイントが3つある。


・ボディの基本を変更せず、コンパクトなボディのまま進化できたこと
・コストを掛けることが許された珍しいマイナーチェンジであったこと
・デビュー時と同じ開発スタッフが熟成に携われたこと

ロードスターであれば、あの貴島孝雄さん最後のモデル、中牟田 泰さんのデザイン(ロードスター初期のデザインも彼のもの)、
RX-8であれば、片渕 昇さん最後のモデル、前田育男さんデザイン(RX-8初期のデザインも彼のもの)
その他の熱いスタッフたちもほとんど変わっていない!!

こんなことは、「日本の自動車」の歴史上は実は大変珍しいことなんだ!まさに奇跡!!私は物凄く嬉しい!なんでこんなに叫んでいるかわからない?

モデルチェンジするたびに少しずつ大きく重くなることは避けられない。これまで過去もそのまま軽量コンパクトなボディのままで熟成してほしくてもデザインの基本が素晴らしくても「モデルチェンジだから大きくならなくてはいけない。」「デザインもまったく変えなくてはいけない。」ことが多い、ロードスターも3年、RX-8も5年経っていたから、フルチェンジしても不思議ではないくらい時間が経過している。しかし、どちらも先進のデザインであったため、今も色褪せない。現在の基準からすると3年前よりも随分とコンパクトに2台とも見える。そうなってくると大きくなるのが普通だが、今回はそれがない。そしてデザイン、中身もじっくり熟成されている。長く付き合うことを確信できるチェンジとなっている。しかも2台とも開発者からの思い入れからか、マツダのスポーツカーを大切にしていこうという思いからか、「コストを掛けた改良」がされているのが見逃せない。振り返って考えてほしい、これまでどれほどコストダウンのためと感じるマイナーチェンジを見たことがあったかを。今回は違う!しかも初期のモデルを担当した人たちの多くが今回の改良にも携わっている。コンセプトにブレはなく、「やりたかったがコストと時間の問題でできなかったこと。作ってみて、さらに改良アイデアが浮かんだこと。現在の技術の進歩(タイヤの進化、エンジン研究の進化など)によって、出来ること」などを親心で盛り込んで育てあげてくれているのだ。
輸入車にはよくあることかもしれない。しかし、国産車ではありそうめったにない。

時代のタイミング、モデルのタイミング、担当者のタイミングなど全てが合わないと実現しない奇跡のクルマが今、日本に2台ある。マツダファンは本当に幸せだ。多少の困難があってもこのタイミングに自分を合わせないと後悔するだろう。
10年後振り返れば、2008年、2009年は伝説となる。それはまさにロータリー40周年、ロードスター20周年とも重なった日本のスポーツカーの奇跡だ。


出来 利弘

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