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2008年5月 8日 (木)

5月5日パーティレースレポート マスターズ

200855 RX-8マスターズクラス
「RX-8 TD-Version」 
51号車 出来 利弘 選手
予選1位、決勝1位を獲得sign01

5月5日に筑波サーキットコース2000にてオールドナウカーフェスティバル・パーティレース 開幕戦が開催され、ディーテクニックの「RX-8 TD-Version」をドライブする出来 利弘 選手が
ポールtoフィニッシュを飾った。

Img_2189 Img_2193 予選はゼッケン51番 出来 利弘選手が1'08.751をマークしてポールポジションを獲得。2位は昨年のシリーズチャンピオン ゼッケン7番 金子 明敏選手が1'08.948で続く、3位はゼッケン4番 小林 暁選手で1'08.984。トップ3ドライバーが8秒台で注目を集めた。

Img_2196 Img_2228決勝は15周。グリット通りで順調にスタート。3番手の小林選手のペースが速く、2番手の金子選手とバトルとなったため、トップを走る出来 選手が序盤独走。






Img_2269 しかし、中盤トップ4台は急接近!各コーナーで4台が並びかける激しいレースが始まった。その後、2007年シリーズチャンピオン金子選手がペースを上げ、トップ争いが始まる。ここからは一瞬も目が離せない壮絶なバトルが10周に渡って行われた。特に終盤の5周はタイヤもエンジンも性能がダウンして、RX-8を負荷をかけずチェッカーまで持っていくことだけでもかなり難しい。

Img_2254 そんな状況の中、2人のドライバーでの一騎打ち。ファーストアタックは11周目に訪れる第2ヘアピンを立ち上がりで加速の振るわない出来選手に金子選手がテールtoノーズ。しかし、ストレート途中、今度は金子選手が失速。オーバーテイクとはならなかった。仕切りなおし、再チャレンジは13周目のバックストレート、スリップストリームからタイミングを合わせてきた金子選手に対し、トップの出来選手がイン側よりのラインで応戦すると最終コーナー、金子選手はアウト側から思い切りブレーキングを遅らせて仕掛ける!出来選手もイン側でブレーキをかけずに飛び込み、2台のマシンは4輪をスライドさせたまま最終コーナーをサイドbyサイドホームストレートへと帰ってきた。観客席からは歓声があがる。クロスラインから立ち上がった金子選手の加速が良く、今度は金子選手がイン側、出来選手がアウト側となり、時速140km/h以上で2台並んで 1コーナー、ブレーキング競争!互いのスペースを開けながらもどこまでもブレーキを踏まない2人、出来選手がアウト、金子選手がイン、なんとかポジションをキープした出来選手。しかしまだ勝負は終わっていない。2台のタイヤは限界を向かえ、ブレーキング、アクセルの操作を少しでもラフに行えば、それで終わりだ。このバトルによってトップ4台がテールtoノーズとなり、観客は盛り上がる。
Img_2249そして迎えたファイナルラップ、1ヘアピン、ダンロップ、2ヘアピン、タイヤの性能をフルに引き出して戦う2人。そしてバックストレート再び出来選手のスリップにしっかりと入った金子選手が最後の勝負に出る。少しずつ中央よりのラインによっていく出来選手に対してアウトへ振る振りをして一気にイン側にマシンを持ち込む金子選手!しかし、出来選手はそれに合わせるようにイン側にマシンを振りブレーキングを遅らせる。観客席からは悲鳴のような声も上がる中、再びブレーキングを遅らせた2台がインにもつけず、4輪がスライドしながら最終コーナーを立ち上がり、motorsportsチェッカーフラッグとなった。おめでとうsign03
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1位はゼッケン51番 出来 利弘選手がポールtoウイン。2位はゼッケン7番 金子 明敏選手、3位はエイトリアン選手、4位は小林 暁選手が入った。
2008年の残り2戦で終了となってしまうRX-8 マスターズクラスのパーティレースは、最後の年をして過去最高の盛り上がりを見せているようだ。

Img_2290 個性溢れる上位4名のドライバーの気が抜けないレース展開は、見ごたえがある。「最後のロータリーチャンピオン」をかけた戦いは見逃せないsign01
次回は7月27日(日)筑波サーキット2000にて第2戦が行われる。今年で最期、RX-8ファンなら見に来ないと後悔するかもsign02



Img_2292 唯一のロータリーFRマシンによるこのRX-8ワンメイクレースは非常に意味のあるものであった。ロータリーの信頼性とフラッグシップスポーツカーのワンメイクレースは非常に珍しい。参加台数の増えなかった原因はいくつかあると思うが、私達が知っていることとしては、2つだ。レギュレーション決定とその告知の遅れ、追加オプション装着パーツの多さによる車両準備金額の高騰。告知の遅れがあったように思う。初年度レースの発表がなされた際にすでにRX-8サンルーフ付車、5MT車、マツダスピードバージョン車などを購入してしまっていた人とレースを検討する人が同じ人だった例が多く聞かれた。購入後、間もない車両を買い換えて、レース車両を製作するのはムダが多く、とても難しい。「熱狂的なマツダファン」が新型車や限定車を初期に購入する傾向が強く、その中の数名がレース参戦への関心が高い。この「熱狂的マツダファン」でもすぐに参戦しにくく、躊躇してしまう状況からのスタートとなったことがRX-8レースのつらいところであった。そして、ロードスターには1600でNR-Aとしてブレーキ、ラジエター、サスペンションが1800のものを使用するなどローコストでコンプリートされたグレードが設定されていたのに対して、RX-8はタイプSというグレードである。追加料金を支払い、オプションで装着しなくてはならないパーツが多く、その工賃もとてもかかるものが多い、ロールバーは仕方ないが、マツダスピードのサスキット、ブレーキパッド、オイルクーラー、ラジエター、スタビライザー、前後タワーバー、アルミホイール、タイヤ、バケットシート、マフラー。全てが義務ではないが、装着しないクルマに実質上の勝負権はなく、これら全て必要で装着すると150万円を超える。そう車輌価格285万円と合わせると450万円を大きく超えて、新車で製作すると500万円を超える。走り出す前にこの負担額はかなり厳しい。それでも前述した「熱狂的マツダファン」がいてくれれば、台数が増えて、中古車も早期にたくさん出ていたのではと思うと実に惜しい。
しかし、この春、RX-8がマイナーチェンジし、信じられないほどの劇的な進化と共に私達の前に現れた!新設定されたRX-8 RSというグレードはパーティレース車に後から装着していたパーツと同等かそれ以上のものを標準装備してきた。そうこの車輌価格315万円のRSであれば、ロールバーと牽引フック、4点式シートベルトを装着することでそのままパーティレースに参戦可能なはずなのだ。実に150万円以上ローコストでスタート出来るという状況。しかし、レースは終了だという・・・。本当に皮肉な結果だ。そして私の周りの「熱狂的RX-8ファン」はこのRSを次々と予約している(現在もバックオーダー凄く納期は11月とのこと)。このままRX-8のレースは終わってしまうのだろうか。とてももったいない。来年休んでも良い。2010年以降に是非、復活してほしい。しかしその時は「タイプSベースで・・・」などといったことをしないようにお願いしたい。もうタイプRSを皆、持ってしまっているからね!良い形のロータリーレースの復活を祈りつつ、残されたRX-8レースをみんなで楽しみましょう!今年のレースは楽しいぜ!だってRX-8の4人のトップレーサーはみんなに魅せるレースをする想いがあるからさgoodcardash

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