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2008年4月25日 (金)

ロードスター NC 車両寸法 研究4

Tc1000 NCロードスターの主要諸元の車両寸法を中心に研究してみよう。

現代において、考えられないほどの軽量コンパクトボディを実現した2シータースポーツカー、
「マツダロードスター」。
3サイズは全長3995mm×全幅1720mm×全高1245mmとなっている(※RHTは全高1255mm)。

写真はTCR 2000 スパイシーオレンジマイカ(特別塗装色)

全長3995mmという数字には「4m超えてなるものか!」との開発者の執念を感じずにはいられない。これだけの低重心、エンジン、ミッションの後退、先代に比較して、+65mmのロングホイールベース2330mmの採用、着座位置の低い(足を投げ出すため、フットスペースが余計にいる)設定の中で、この数値は凄い。あと10mmあれば、デザインの自由度は広がり、より大きなトランクスペースもあったかもしれないが、サイズを守ってくれた。一方、サーキットに持ち込んだ場合、コーナリング限界性能とコントロール性の両立のため、ワイドトレッド化はNA、NBでは多くのチューニングカーが行い、熱望されていたもの。NAに比較してフロントは+85mmの1490mm、リヤは+75mmの1495mmとワイドになり、それに伴なって全幅も+45mmの1720mmとなっているがこれはタイヤを四隅に置いたフォルムの実現によるもので、全幅の拡大数値の小さいことが目立つ。サイドインパクトビームや厚みのあるドアなど側面衝突に対する安全性を向上させながら、NAロードスターに通じるフォルムを見事に表現している。そして全高1245mm。全高1200mm台の車両というのはそう簡単にいるものではない。スーパーカー以外は実現不可能と思われたこの車高のスポーツカーを200万円台前半で手に入れられることの幸せを再確認したい。合法な範囲でローダウンし、オープン時に計れば・・・1100mm台になるかもしれないという低さ!ボンネットも低く、キャッチはフレームの深くめり込み、複雑な形状の解除レバーが生えている。量産自動車メーカーがデザインしたとは信じがたい攻め抜いたレイアウトを採用している。現在の衝突基準に合わせるためには前後のバンパー裏に高い位置にフレームが必要でヘッドライトユニットはその上に取り付けられ、限界に近い薄さ、コンパクトさでまとめられている。ボンネット高が低く、その上下スペースは120mmもないのではないだろうか。私たちはNB6Cのコンプリートカー『TD-1001R』で世界最小コンパクトな汎用灯台としてCIBIE製のものを採用、レイアウトに苦労した。しかし、上下のスペースは150mmは必要であることからもその凄さが解る。手軽なオープンライトウェイトな振りをしながら、ミリ単位で機能を突き詰めたデザイン、足元が狭くなってでもエンジン、ミッションを後退させるレイアウト、アルミを車体の半分近くの体積まで多用するなど、レーシングカーそのもののようなクルマをさらりと発売してしまうマツダは凄い。

出来利弘

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